僕は技術者に「優しさを学べ」と言っています。これは学生時代に恩師から学んだことです。当時「お前は優しくないから、技術者として大成しない」と指摘されたことがありました。どういう意味かというと、優しくない人というのは、不注意なのです。注意深くものを観察するには、謙虚さがなければできない。とんがっているだけの人間は、確かに才能を示しますけれども、思い上がっているから他人の言うことをきちんと聞かない。だから相手の真意を正しく理解することができない。それは人間としてのバランスを欠いているということ。恩師は「周囲をきちんと見ろ」「謙虚さを知れ」「注意深くものごとを見極めよ」「他人の意見に素直に耳を傾けろ」と言いたかったのでしょう。 - 中鉢良治 - 前の名言 10年前、病気で倒れ、一時は危篤状態に陥り... 次の名言 社員同士にも同じように、コミュニケーション... 中鉢良治のその他の名言・格言(全30件) ひとつの話題から連想を広げ、リンク先を探していくと、情報がどんどん連結していきます。知識とは、情報を・・・ 情報をリンクするためには、情報のストックが必要です。僕の場合は、気になった情報を手帳にすべて手書きで・・・ リンクし、拡張していくことの重要性は、個人だけではなく組織においても同様です。個人の才能が会社の財産・・・ 相手への好奇心を持ち、相手の持ち味も認めるだけの拡張性を持つことで、そこに新たな連結点が生まれる。個・・・ 大学院を卒業するとき、アカデミズムの世界に残るべきか、ビジネスの世界に進むべきかを悩んだ末、ソニーに・・・ 一流の技術者たちがひしめき合って、世界で一番を取るためにはどうしたらいいか、毎日活発に議論を戦わせ、・・・ ソニーには挑戦を許す文化があります。だから技術者も元気がよかった。それが、いつのまにかノビノビと楽し・・・ 僕は社長に就任したとき、社員と直にコミュニケーションをはかることに決めました。社内向けのブログを始め・・・ 会社のトップが社員ひとりひとりをきちんと見て、理解していると彼らに伝えたい。理解とは、評価よりも先に・・・ 昔はエンジニアたちの間で「上司の足音が肥やし」だなんて言われていたものです。僕自身、若いころは、上司・・・ 中鉢良治の全名言・格言を見る(全30件) 偉人の名前を姓名判断で見るとすごい結果に?!