クライアントには、いつも要望書を書いてもらっています。ただ、大切なことはそこに書かれている内容というよりは、要望と要望の間から浮かびあがってくる「潜在的な要望」なんです。それをどう建築的なかたちにするか。そこでお喋りをしたり、一緒に食事をしたりお酒を飲んだりしてよく観察して、要望書の行間を読み取ってクライアントのツボを見つけて押してあげる。これがハマると達成感がありますね。クライアントもかゆいところをちょうどかいてもらった気持ちになって、おたがいに、めでたし、めでたし。うまくいけばね。 - 中村好文 - 前の名言 ある意味、住宅建築家は仕立屋(テイラー)み... 次の名言 住宅とは、そこに住む人の生活をまるごと入れ... 中村好文のその他の名言・格言(全13件) 建築家に必要な資質って、楽天的で計画性のないことかな。予定していた仕事が延期や中止になることもよくあ・・・ 建築家の仕事って、かけだしの頃に両親や親戚の家からはじまることが多いんですよ。簡単に言うと、身内から・・・ 自分の仕事にとってのひとつの転機になったのは、40代の後半になってから雑誌に連載した『住宅巡礼』です・・・ 住宅とは、そこに住む人の生活をまるごと入れる容器です。だからこれから家を建てたい人は、自分や家族のこ・・・ ある意味、住宅建築家は仕立屋(テイラー)みたいなものなのではないでしょうか。それも、人目を惹くパーテ・・・ 建築家は定年もないし、健康であれば死ぬまで現役でやれる仕事です。僕は60代になりましたけれど、さあこ・・・ それまでに手がけた一連の住宅作品で、「吉田五十八賞」の特別賞を受賞しました。それも、素晴らしいクライ・・・ 32歳で独立したんだけど、コネもないしお金持ちの親戚縁者もいなかったから仕事はほとんどゼロ。個人住宅・・・ 設計も最後は1ミリや2ミリを問題にする細かい仕事なので、信じられないほど手間暇がかかるんです。設計料・・・ 僕の最初の設計は両親の家でしたが、じつを言うとこれは僕の最大の失敗作でもありました。まだ22歳の若造・・・ 中村好文の全名言・格言を見る(全13件) 偉人の名前を姓名判断で見るとすごい結果に?!