私は、顧客に会うときの服装を、あえてラフにしています。ベージュのスーツだったり、ジャケットにパンツを組み合わせたり、ノーネクタイだったり。これは「私はあなたがたと同じ存在ではない」と伝えるためです。ダークスーツが常識だと思っている人たちに対して、「私は常識どおりの仕事はしません。コンサルタントとして、社内の人間とは違う視点を持ち、異なる意見を言える人間です」ということを、服装で伝えるのです。これは確かに、ハイリスク・ハイリターンかもしれません。人によっては、失礼だと感じる人もいるかもしれない。しかし、何らかのチャレンジをしなくては、信頼というリターンを得ることもできないのではないでしょうか。「自分はこういう存在なのだ」と売り込むことが、結局は、相手の信頼を得るための一番の方法なので。
- 三谷宏治 -
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