コンサルタントの仕事では、顧客企業のさまざまな部署や立場の人たちにインタビューをします。たとえば、新たなプロジエクトの始動に当たって、「あなたの部署には、どんな問題がありますか?」ということを聞きに行くのです。たいていの場合、インタビューの機会は一度きりで、時間は60~90分程度。しかも、初対面の相手です。そんな一期一会の場面で、どうすれば相手の信頼を得て、本音を聞き出せるか。コンサルタントに警戒心を持つ人も多い中で、「私に話しても、情報を悪いように使ったり、あなたの立場を不利にしたりするようなことはしませんよ」と伝えなくてはいけません。ですから、私なりのマナーとして第一に心がけていたのは、いきなり用件から入らないこと。60分の時間をいただいたら、最初の10~15分は、信頼関係を築くための雑談をします。 - 三谷宏治 - 前の名言 コンサルタントとして相手に信頼されるために... 次の名言 他人と同じことしかしない人は、他人と同じ思... 三谷宏治のその他の名言・格言(全58件) 日本人は他人とぶつかるのを嫌がります。だから議論をするときも、誰かが「Aがいい」と言えば「そうですね・・・ これだけ多様な情報発信がされる時代になったというのに、多くの人は同じ情報しか見ていません。ネットで情・・・ 他人と同じことしかしない人は、他人と同じ思考しかできません。周りと違うことを恐れず、あえてマイナーな・・・ コンサルタントとして相手に信頼されるためには、「この人は役に立つ」と思ってもらうことが必要です。加え・・・ 私は、顧客に会うときの服装を、あえてラフにしています。ベージュのスーツだったり、ジャケットにパンツを・・・ 会話で誰かの悪口を言うと、「この人は、他所で自分の悪口を言うのではないか」と思われてしまいます。「あ・・・ たとえインタビューという名目でお会いしても、ただ情報をもらうだけではなく、こちらからも相手にとってプ・・・ 私はずっと、他人に頼られ、任される人間になりたいと考えていました。でも、30代後半になった頃、相手も・・・ 完全無欠の人間になることが、他人の信頼を得る方法ではありません。ある程度の実績や経験を積んだら、とき・・・ 32歳のとき、ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)の同僚であった遠藤功さんの誘いでアクセン・・・ 三谷宏治の全名言・格言を見る(全58件) 偉人の名前を姓名判断で見るとすごい結果に?!