コンサルタント時代、売上高が数兆円規模の日系企業を担当しました。私のクライアントだった常務は、「間違ってこの会社に入ってきたのだな」というぐらい浮いていました。非常に頭がキレるのですが、社内では「ノリが軽すぎる」と受け止められているようでした。私は「これだけ優秀な人でも、この会社では常務止まりか」と思っていましたが、それから社内で大きな変化が起こり、その常務は社長に抜擢されました。このケースでは、常務より上席にいた「主流のエリート」は、環境の変化で傍流に変わってしまいました。
- 瀧本哲史 -
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将帥、勇ならざるは、将なきに同じ。
志は当に高遠に存すべし(志はどこまでも高く掲げねばならない)
雨の中、傘をささずに踊る人間がいてもいい。 それが自由というものだ。
青春は、それが青春という理由だけで、もう清らかなのです。
幸福になりたければ、見返りを求めるな。ただ、ひたすら、他のために尽くせば良い。
文(ふみ)開く衣の袖は濡れにけり海より深き君が美心(まごころ)
組織に働く者は、組織の使命が社会において重要であり、他のあらゆるものの基盤であるとの信念を持たねばな...
若い人を優先的に雇っている理由は、若い人の方が向上心があるし、新しいアイデアがどんどん出てくるからだ...