建築会社の現場というものは、一回毎にはっきりと結果が出るものです。土木にせよ建築にせよ、我々の仕事には工期があるので、始まりと終わりが明確です。それゆえに、工期は間に合ったのか、収支はどうか、品質はどうか、客先の評価はどうだったかといった結果が必ず出る。これは、厳然たる事実であって誤魔化しようがないのです。現場に権限を与えているのですから、いい結果が出るのも悪い結果が出るのも現場の管理を行なう者の責任であり、それが彼の評価になる。非常に納得感がある話だと思います。
- 山内隆司 -
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