フョードル・ドストエフスキー フョードル・ドストエフスキー

フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー(ロシア語: Фёдор Миха́йлович Достое́вский; IPA: [ˈfʲɵdər mʲɪˈxajləvʲɪtɕ dəstɐˈjɛfskʲɪj]、1821年11月11日〔ユリウス暦10月30日〕 – 1881年2月9日〔ユリウス暦1月28日〕)は、ロシアの小説家・思想家である。
代表作は『罪と罰』、『白痴』、『悪霊』、『カラマーゾフの兄弟』など。
レフ・トルストイ、イワン・ツルゲーネフと並び、19世紀後半のロシア小説を代表する文豪である。

その著作は、当時広まっていた理性万能主義(社会主義)思想に影響を受けた知識階級(インテリ)の暴力的な革命を否定し、キリスト教、ことに正教に基づく魂の救済を訴えているとされる。実存主義の先駆者と評されることもある。
なお、姓は訳者によって「ドストエフスキイ」「ドストエーフスキイ」「ドストイェーフスキイ」などと表記されることもある。

『フョードル・ドストエフスキー』の名言・格言一覧(全89件)

フョードル・ドストエフスキー 私は何か善を行おうと思いながら、そこに喜びを感ずることができる。また同時に、悪を行いたいとも思い、そ・・・

フョードル・ドストエフスキー 夫が妻にとって大事なのは、ただ夫が留守の時だけである。

フョードル・ドストエフスキー あの言葉はもちろん、思わず口からこぼれたのだが、思わず言っただけによけい重大なのだ。

フョードル・ドストエフスキー 思想は感情のなかから生まれる。そしてその思想が人のうちに根をおろすと、今度は新しい感情を形成する。

フョードル・ドストエフスキー 愛のないところには、良識もまた育たない。

フョードル・ドストエフスキー 「私にはその行為に責任があるのだろうか?ないのだろうか?」という疑問が心に浮かんだら、あなたに責任が・・・

フョードル・ドストエフスキー 金を持っている人間は、貧乏人がそのはかない運命を訴えることを聞くのが大嫌いである。

フョードル・ドストエフスキー 女、女こそ男を完成させる唯一のものである。

フョードル・ドストエフスキー 人間は卑劣漢として生きることができないのみならず、卑劣漢として死ぬこともできない。人間は清らかに死な・・・

フョードル・ドストエフスキー 文明のおかげで人間がより残忍になったとはいえないとしても、前よりも残忍さが醜悪になったことは確かだろ・・・

フョードル・ドストエフスキー コロンブスが幸福であったのは、彼がアメリカを発見した時ではなく、それを発見しつつあった時である。幸福・・・

フョードル・ドストエフスキー 苦痛と恐怖を征服した人間が、神となるのです。そのときにこそ新しい生がはじまる。新しい人間が生まれる。・・・

フョードル・ドストエフスキー 人類の最も偉大な思考は、意志をパンに変えるということである。

フョードル・ドストエフスキー 金が何よりも卑しく、しかも厭わしいのは、それが人間に才能まで与えるからである。

フョードル・ドストエフスキー 苦しむこともまた才能の一つである。

フョードル・ドストエフスキー 希望を持たずに生きることは、死ぬことに等しい。

フョードル・ドストエフスキー 神が存在しないならば私が神である。

フョードル・ドストエフスキー 恋の悩みや嫉妬はすべて退屈のなせるわざなのだ。惰性に押し潰されたのだ。

フョードル・ドストエフスキー 一番簡単で、いちばん明白な思想こそが、いちばん理解し難い思想である。

フョードル・ドストエフスキー 左翼は主として無神論の問題である。無神論に現代的な肉付けをした問題である。地上から天に達するためでは・・・

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