二宮尊徳(二宮金次郎) 二宮尊徳(二宮金次郎)

二宮 尊徳(にのみや たかのり)は、江戸時代後期の経世家、農政家、思想家である。

通称は金治郎(きんじろう)であるが、一般には「金次郎」と表記されてしまうことが多い。

また、諱の「尊徳」は正確には「たかのり」と読むが、有職読みで「そんとく」と読まれることが多い。

経世済民を目指して報徳思想を唱え、報徳仕法と呼ばれる農村復興政策を指導した。

『二宮尊徳(二宮金次郎)』の名言・格言一覧(全42件)

二宮尊徳(二宮金次郎) 衰えた村を復興させるには、篤実精励(とくじつせいれい)の良民を選んで大いにこれを表彰し、一村の模範と・・・

二宮尊徳(二宮金次郎) 大事をなしとげようと思う者は、まず小さな事を怠らず努めるがよい。それは、小を積んで大となるからである・・・

二宮尊徳(二宮金次郎) 一万石の米は一粒ずつ積んだもの。1万町歩の田は一鍬ずつの積んだもの。万里の道は一歩ずつ積み重ねたもの・・・

二宮尊徳(二宮金次郎) 学者は書物を実にくわしく講義するが、活用することを知らないで、いたずらに仁はうんぬん、義はうんぬんと・・・

二宮尊徳(二宮金次郎) 樹木を植えて、30年たたなければ材木にはならない。だからこそ後世のために木を植えるのだ。今日用いる材・・・

二宮尊徳(二宮金次郎) 古語に「三年の蓄えなければ国にあらず」といっている。外敵が来たとき、兵隊だけあっても、武器や軍用金の・・・

二宮尊徳(二宮金次郎) 悪いことをした、やれまちがったと気づいても、改めなければしかたがない。世の中のことは、実行によらなけ・・・

二宮尊徳(二宮金次郎) 生きているときは人で、死んで仏になると思っているのは間違いだ。生きて仏であるからこそ、死んで仏なのだ・・・

二宮尊徳(二宮金次郎) 奪うに益なく譲るに益あり。

二宮尊徳(二宮金次郎) 昔から方位で禍福を考えたり、月日で吉凶を説いたりすることがあって、世間ではこれを信じているが、この道・・・

二宮尊徳(二宮金次郎) 速成を欲するのは、人情の常である。けれども成功、不成功には時期があり、小さい事柄でも、おいそれとは決・・・

二宮尊徳(二宮金次郎) 桃栗三年、柿八年というように、因果にも応報にも遅速があることを忘れてはならない。

二宮尊徳(二宮金次郎) 貧者は天分の実力をわきまえず、みだりに富者をうらやみ、その真似をしようとする。

二宮尊徳(二宮金次郎) 富をみて直ちに富を得んと欲する者は、盗賊鳥獣に等しい。人はすべからく勤労して、しかる後に富を得る。

二宮尊徳(二宮金次郎) 昔蒔く、木の実大木(おおき)となりにけり、いま蒔く木の実、後の大木ぞ。

二宮尊徳(二宮金次郎) 楽しみを見て直ちに楽しみを得んと欲するものは、盗賊鳥獣に等しい。人は勤労して後に楽しみを得る。

二宮尊徳(二宮金次郎) およそ人と生まれ出た以上は、死ぬのは必定だ。長生きといっても取るに足らぬほどの相違で、たとえばロウソ・・・

二宮尊徳(二宮金次郎) 貧者は昨日のために今日つとめ、昨年のために今年つとめる。それゆえ終身苦しんでも、そのかいがない。富者・・・

二宮尊徳(二宮金次郎) 世間の人は、とかく小事を嫌って大事を望むけれども、本来、大は小を積んだものである。だから、小を積んで・・・

二宮尊徳(二宮金次郎) 世の中は、知恵があっても学があっても、至誠と実行がなければ、事は成らない。

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