二宮尊徳(二宮金次郎) 二宮尊徳(二宮金次郎)

二宮 尊徳(にのみや たかのり)は、江戸時代後期の経世家、農政家、思想家である。

通称は金治郎(きんじろう)であるが、一般には「金次郎」と表記されてしまうことが多い。

また、諱の「尊徳」は正確には「たかのり」と読むが、有職読みで「そんとく」と読まれることが多い。

経世済民を目指して報徳思想を唱え、報徳仕法と呼ばれる農村復興政策を指導した。

『二宮尊徳(二宮金次郎)』の名言・格言一覧(全42件)

二宮尊徳(二宮金次郎) 貧者は昨日のために今日働き、富者は明日のために今日働く。

二宮尊徳(二宮金次郎) 世間一般の人の願望は、もとより遂げられるものではない。というのは、願っても叶わぬ事を願うからだ。

二宮尊徳(二宮金次郎) 世の人はみんな金銭の少ないのを嫌って、ひたすら多いことを願うけれど、もしも金銭が銘々の願いどおりに多・・・

二宮尊徳(二宮金次郎) 財貨は海のようなものだ。貧富、苦楽は、水を渡る術を知っているか、いないかにある。泳ぎの上手な者は水を・・・

二宮尊徳(二宮金次郎) 財はよく人を富ますが、またよく人を貧しくするのは、なぜかといえば、天分の度合に小と大とがあるからだ。・・・

二宮尊徳(二宮金次郎) 貧富は分度を守るか分度を失うかによって生ずる。分度を守って、みだりに分内(予算)の財を散らさなければ・・・

二宮尊徳(二宮金次郎) 貧となり富となるのは偶然ではない。富もよってきたる原因があり、貧もそうである。人はみな、財貸は富者の・・・

二宮尊徳(二宮金次郎) すでに熟したものを差し置いて、まだ熟しないものを心配している。これは人情の常である。しかし、まだ熟し・・・

二宮尊徳(二宮金次郎) 国や家が窮乏に陥るのはなぜかといえば、分内の財を散らしてしまうからである。これを散らさないようにさえ・・・

二宮尊徳(二宮金次郎) わざわいは過去の因縁によって来る場合もある。名僧が強盗にあったときの歌に「前の世の借りを返すか、いま・・・

二宮尊徳(二宮金次郎) 万事はどうなるかという先を見通して、前もって決めておくことが肝心だ。人は生まれると必ず死ぬべきもので・・・

二宮尊徳(二宮金次郎) よく徳に報いる者は、将来の繁栄のことはさておき、今日ただいまの丹精(心を込めて励むこと)を心掛けるか・・・

二宮尊徳(二宮金次郎) いま、富める者は、必ずといってもよいほど、その前から徳を積んだものである、もし麦を蒔かなかったら、来・・・

二宮尊徳(二宮金次郎) 因というのは、たとえば、蒔いた種のことだ。これを耕作培養するのが縁だ。種を蒔いた因と、培養した縁とに・・・

二宮尊徳(二宮金次郎) あなたは心得違いをしている。それは運が悪いのでもなし、神明の加護がないのでもない。ただ、あなたの願う・・・

二宮尊徳(二宮金次郎) 富は人のほしがるものだ。けれども人のために求めれば福を招き、己のために求めれば禍を招く。財貨も同じこ・・・

二宮尊徳(二宮金次郎) 世の中の人はみんな、聖人は無欲だと思っているが、そうではない。その実は大欲であって、正大なのだ。賢人・・・

二宮尊徳(二宮金次郎) 経文といい経書といい、その「経」という文字は、もともと機の縦糸のことだ。だから縦糸ばかりでは用をなさ・・・

二宮尊徳(二宮金次郎) 朝夕に善を思っていても、その善事を実行しなければ善人とはいえない。だから悟道治心の修行などに時間を費・・・

二宮尊徳(二宮金次郎) 世人は蓮の花を愛して泥を嫌がり、大根を好んで下肥を嫌がる。私はこういう人を半人前という。蓮の花を養う・・・

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