太宰治 太宰治

太宰 治(だざい おさむ、1909年(明治42年)6月19日 – 1948年(昭和23年)6月13日)は、日本の小説家である。本名、津島 修治(つしま しゅうじ)。1936年(昭和11年)に最初の作品集『晩年』を刊行し、1948年(昭和23年)に山崎富栄と共に玉川上水で入水自殺を完遂させた。主な作品に『走れメロス』『津軽』『お伽草紙』『斜陽』『人間失格』。その作風から坂口安吾、織田作之助、石川淳らとともに新戯作派、無頼派と称された。

『太宰治』の名言・格言一覧(全39件)

太宰治 怒る時に怒らなければ、人間の甲斐がありません。

太宰治 人間の生活の苦しみは、愛の表現の困難に尽きるといってよいと思う。この表現のつたなさが、人間の不幸の源・・・

太宰治 信じられているから走るのだ。間に合う、間に合わぬは問題でないのだ。

太宰治 好奇心を爆発させるのも冒険、また、好奇心を抑制するのも、やっぱり冒険、どちらも危険さ。人には、宿命と・・・

太宰治 笑われて笑われてつよくなる

太宰治 学問なんて、覚えると同時に忘れてしまってもいいものなんだ。けれども、全部忘れてしまっても、その勉強の・・・

太宰治 怒涛に飛び込む思いで愛の言葉を叫ぶところに、愛の実体があるのだ。

太宰治 弱虫は、幸福をさえおそれるものです。綿で怪我するんです。幸福に傷つけられる事もあるんです。

太宰治 幸福の便りというものは、待っている時には決して来ないものだ。

太宰治 君のような秀才にはわかるまいが、「自分の生きていることが、人に迷惑をかける。僕は余計者だ」という意識・・・

太宰治 恋愛は、チャンスではないと思う。私はそれを意志だと思う。

太宰治 あなたはさっきから、乙姫の居所を前方にばかり求めていらっしゃる。ここにあなたの重大なる誤謬が存在して・・・

太宰治 人間三百六十五日、何の心配も無い日が、一日、いや半日あったら、それは仕合せな人間です。

太宰治 疑いながら、ためしに右へ曲るのも、信じて断乎として右へ曲るのも、その運命は同じ事です。どっちにしたっ・・・

太宰治 私は、ひとの恋愛談を聞く事は、あまり好きでない。恋愛談には、かならず、どこかに言い繕いがあるからであ・・・

太宰治 私はなんにも知りません。しかし、伸びて行く方向に陽が当たるようです。

太宰治 一日一日を、たっぷりと生きて行くより他は無い。明日のことを思い煩うな。明日は明日みずから思い煩わん。・・・

太宰治 人間のプライドの究極の立脚点は、あれにも、これにも死ぬほど苦しんだ事があります、と言い切れる自覚では・・・

太宰治 人間は、しばしば希望にあざむかれるが、しかし、また、「絶望」という観念にも同様にあざむかれる事がある・・・

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