カルロス・ゴーン カルロス・ゴーン

カルロス・ゴーン(Carlos Ghosn、1954年3月9日 – )は、フランスの自動車会社ルノーの取締役会長兼CEO(PDG)にして、日産自動車の社長兼最高経営責任者(CEO)。またルノーと日産は、2010以降全世界自動車市場の約10%のシェアを保っているが 、ゴーンは両社の株式の相互保有を含む戦略的パートナーシップを統括する「ルノー・日産アライアンス」の社長兼最高経営責任者(CEO)をも兼務する。両親はレバノン人で、ブラジルで誕生。幼少期をブラジルで過ごし、中等教育は父の母国であるレバノンのベイルートで受けた。フランスの工学系グランゼコールの一つであるパリ国立高等鉱業学校を卒業した後、フランス大手タイヤメーカー、ミシュランに入社し18年間在籍。同社での業績を評価され、ルノーに上席副社長としてスカウトされ、同社の再建にも貢献した。1999年3月、当時経営と財政危機に瀕していた日産がルノーと資本提携を結び、同年6月、ルノーの上席副社長の職にあったゴーンが、ルノーにおけるポジションを維持しつつ、日産の最高執行責任者(COO)に就任。後に日産の社長兼最高経営責任者(CEO)、ルノーの取締役会長兼CEO(PDG)、ルノー・日産アライアンスの会長兼最高経営責任者(CEO)に就任。「コストキラー」「ミスター調整(FIX IT)」 などの異名をとるゴーンは、日産再建に向け社員とともに「日産リバイバルプラン」を作成。短期間で日産の経営立て直しを果たし、2003年にフォーチュン誌は、彼を「アメリカ国外にいる10人の最強の事業家の一人」と称している。レバノンとブラジルとフランスの多重国籍を有する。アラビア語とフランス語、英語、スペイン語、ポルトガル語の5言語を話せる。日産の社員に対して自らの肉声で語りたい時は、敢えて日本語でスピーチするようにしている。2004年には法政大学名誉博士に成っている。極度の経営不振と経済的危機の状態にあった日産自動車を立て直したということで、他社の社外取締役に招聘されたり、大学の委員なども務めたりもしている。また、自らコマーシャルに出演するなど、マスメディアにも積極的に登場。漫画誌・ビッグコミック・スペリオールに「カルロス・ゴーン物語」が掲載されるなど、広く知られる存在となっている。

『カルロス・ゴーン』の名言・格言一覧(全83件)

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カルロス・ゴーン 私たちは未来のリーダーを育てていかなければならないのです。そのためには、候補になる人間を人事部や総務・・・

カルロス・ゴーン 会社に大きく貢献した人、普通に貢献した人、まったく貢献しなかった人を、ほぼ同等に扱うことが公平である・・・

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カルロス・ゴーン 企業の中であるポストから上になると、人間としての力が問われることになります。専門知識などよりも、状況・・・

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カルロス・ゴーン はたして、生まれながらのリーダーというものは存在するものでしょうか?私にはそう思えません。確かに、リ・・・

カルロス・ゴーン もし、利益の追求が会社の基本的な目的となっていないのであれば、利益がもたらされるというのは偶然の結果・・・

カルロス・ゴーン 経営における迅速さというのは、決定の迅速さではありません。行動の迅速さです。大切なのは、問題を発見し・・・

カルロス・ゴーン 長所短所を知りつくし、どこに可能性があるかを指摘できるのは当事者だ。素材はすべてそこにある。

カルロス・ゴーン 客観的な事実の把握なくして、適切な対策は生まれません。

カルロス・ゴーン 経営では「常識とされることが間違っている」ことがしばしばあります。ビジネスは早い者勝ちではありません・・・

カルロス・ゴーン リーダーはブランドの価値に極めて注意深くなければなりません。企業経営において、ブランドとは「成長の持・・・

カルロス・ゴーン 消費者に訴求できるブランドがなければコモディティーへの道を歩むことになりますが、確固たるブランドがあ・・・

カルロス・ゴーン リーダーの存在意義は変革にある。

カルロス・ゴーン 改革を実行したのは私ではなく、従業員たちです。私はテコであり、触媒にすぎません。

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