ヒット商品になっている当社の電動ハイブリッド自転車「パス」は、94年の発売まで10年以上もかかりました。最初は補助動力としてエンジンを使ったのですが、快適な自転車にはとてもならなかった。モーターに切り替えてからも、ギクシャクとした感覚を解消し、違和感のない乗り物にするのはとても困難な仕事でした。それでも製品化でき、ヒット作に育ったのは、人力をアシストする乗り物、との発想には自信があり、そこにこだわり続けたからです。
- 長谷川武彦 -
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