我が社もネットバブル崩壊後に、離職率がかなり高まった時期があった。そのころから「これではダメだ」と悟って社員の帰属意識を高める方針に転じた。一番効いたのは、私が発した「社員を大事にする」というメッセージだった。「有能な社員が、長期にわたって活躍できる終身雇用を目指す」ということをあえて明言したことで、社内の雰囲気はガラリと変わった。トップや経営陣がこのようなメッセージを出すと社員も、「我々も会社が好きだし、大事だ」となる。特に日本企業は、このようにして醸成される組織力に強みがあるのは間違いないだろう。
- 藤田晋 -
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