大学卒業間際、同級生が校庭で円陣をつくって、学校を出たらどこへ入ると希望を語り合っていたとき、「誰がどこに入るか、ひとつくじ引きをやって占ってみようじゃないか」という話が出た。私はそのとき偶然逓信省が当たったのだが、あとでよく考えたうえ、逓信省に出願した。大蔵省や内務省でも入れないことはなかったと思うが、鶏頭の方が牛後よりもいいと考えて選んだわけである。
- 石坂泰三 -
人気の名言・格言
明日間違えたくなければ、今日真実を話せ
死は生の対極としてではなく、その一部として存在している。
上が失敗を怖がって下にやらせない。いいんだよ、若いやつはいくら失敗したって。それで会社が傾くことは、...
作法というのは、突き詰めて考えれば、他人への気遣いだ。具体的な細かい作法をいくら知っていても、本当の...
他人の利益を図らずして自ら栄えることができない。人は受けるより与えることの方がもっと幸せなのである。
我欲を満たそうとするから、慢心が起きる。
入るを計りて、出(いず)るを節す
間違ったことをしている人を見たら、自分だって間違いを犯したことがあると思い起こそう。欲深い人を見たら...
スーパードライが市場に出た時、業界の間では「あのつくり方は昔から理論的にはわかっていた」という声も聞...
知性を使って、お金が上手く回ってくる仕組みを考えればいいんです。好きなことといっても、人とかかわるこ...
経営者のあり方などよく質問を受けるが、私に言わせれば経営に秘訣なしだ。よく勉強すること。これが経営者・・・
