デビューしたころは、ロケに行って、「おい、裕次郎、こっち向け」なんて、行儀の悪い見物人から言われると、頭にきて、よくブン殴ったものだ。-略-もし「石原裕次郎」が芸名であったら、多分腹は立たなかったろうと思う。本名だから、呼び捨てにされると頭に来る。僕を呼び捨てに出来るのは、その頃既に親父は亡くなっていたから、この世の中で、お袋と兄貴の二人しかいないわけだ。たとえ時の総理でも、俺を呼び捨てにしたら許さない。当時の僕は、そのぐらいの気構えがあった。
- 石原裕次郎 -
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創造的な領域では、基準とするものがない。真っ暗闇で嵐が吹きすさぶ海原を、羅針盤も持たず航海していくよ...
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父親は子供が最初に出会う、人生の邪魔者でいいのだ。子供に嫌われることを、父親は恐れちゃいけない
「いかに戦うか」は大局観にかかわるが、その具体的な戦略は事前研究が決め手になる。事前にしっかり準備し...
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