コミュニケーションを活発化したいという思いは、私がたどった会社人生にも関係しています。実は私は、入社2年目に出社拒否をして会社を辞めるつもりでいました。当時の課長が相当のパワハラで、「もうあんたの下じゃとても働けない」とタンカを切り、大阪の本社から神戸の実家に帰り、10日間くらい出社拒否を続けたのです。そうするとたまたま大学の先輩が部長をしていて、私の家に電話がかかってきたのです。「もうおまえ、ぐずぐず言わずに東京に行くか」と言ってくれて、即座に「行きます」と答えました。そして、そのまま東京勤務になり今日に至っているわけです。こうした経験を踏まえ、上級職(課長クラス)に昇進した全社員をグループに分け、飲みニケーションを含めて話をする機会をつくっています。

- 益本康男 -

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