古今東西の「あの世」のことを調べていて、気づいたことがあります。それは、地獄の様子は場所とか民族とかによって様々異なっていて、それぞれ迫力と現実感に満ちているのに対し、天国の方は世界中ほとんど同じだということです。実に単純なんだ――天国には美しい川が流れ、薄物をまとった美女がいて、美味しそうな食べ物が溢れている。環境が悪くなったのに目をつぶれば、まさに長い不況で暗く沈んだいまの日本こそ天国じゃないですか。それなのに現代人たちは、悲壮な顔をしてあくせく働いています。
- 水木しげる -
人気の名言・格言
ある人が、「水木さんは奇人変人のタイカ(大家)だ」と言ってくれたが、実際、私が長年にわたって古今東西...
上が失敗を怖がって下にやらせない。いいんだよ、若いやつはいくら失敗したって。それで会社が傾くことは、...
すべては疑いうる。
明日間違えたくなければ、今日真実を話せ
私は片腕がなくても他人の3倍は仕事をしてきた。もし両腕があったら、他人の6倍は働けただろう。命を失う...
これは預かりものや。もちろん、その中から京セラの将来のために投資することは必要。それを怠ってはいかん...
困難だからやろうとしないのではない。
働き方について考えるとき、まず前提となるのは「誰でも幸せになりたいはずだ」ということです。「幸せにな...
「人のために」という意識に立って手がけた仕事は、ブーメランのように、巡り回って自分のところに帰ってく...
褒めもしなければ注意もしないという上司をときどき目にします。それでは部下は、ある意味いじめにあってい...
私が漫画で食えるようになったのは40歳を超えてから。ベビイ(子供)のころから憧れていた絵で食う暮らし・・・
