私は住友銀行の専務から副頭取の時代に国際部門を担当していたのですが、この損切、つまり捨てることの大事さというのはそのときに覚えたんです。住友の国際部門の業績が都銀の中でもダントツになったことがあるんですが、それは住友が事業部制になっていて、ディーリングで思い切った損切ができたからなんです。損を切ってしまうと、深手を負わなくてすみ、相場を冷静な目で見ることができるようになる。
- 樋口廣太郎 -
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