私の単独登山にしても、やはりひとつの登山形態として、未知なものへの探求と可能性への挑戦、さらに大きくいうなら、人間の可能性への挑戦ではなかろうかと思っている。グループで登山するのは、お互いに山を楽しむ目的ばかりでなく、個人、小人数ではできない条件があって隊を組むのだが、私の求めている単独登山は、たとえば陸上競技の100メートル競走で、0.1秒を競って人間の可能性を深めてゆくのと同じことだと思っている。
- 植村直己 -
人気の名言・格言
将帥、勇ならざるは、将なきに同じ。
理性は独りで歩いてくる、偏見は群れで走ってくる。
全ガリアは三つの部分に分かれる。
人、我に背けども、我、人に背かず(人が私を裏切ったとしても、私は人を裏切らない)
人間は逆境において人間の真価を試される。人生の達人は逆境を楽しみ、順境もまた楽しむのです。
眉間にしわを寄せていたところで、悪い状況がよくなるわけではない。むしろ、「これを乗り切れば、またひと...
心の底からやりたいと思わないなら、やめておけ。
若い時に苦い水を飲まなかった奴は、肥立ちが悪いよ。俺は苦労を先生だと思っているんだ。人間、苦労に仕込...
失敗することを恐れるよりも、真剣でないことを恐れたい。
人事採用の判断においては、自制心を奮い起こして自分の直感を疑い、その直感を再度確認するように部下に言...