初めの事業モデルは、掲載料無料で、採用が決まった時ではなく、ウェブに誰か応募してきたら課金するというものでした。これを採用が決まったときに課金する形に変えると同時に、採用が決まったユーザーにも「お祝い金」を出す方式に変えたのです。これで事業が徐々に動き始めました。採用が決まった段階で課金するという案は、お客さんからの要望でした。ただ、採用の確認をどうするのかも分からなかったので、最初は難しいと思った。しかし、3カ月ほど考え抜いた末、思いついたのが採用の報告をしてもらうためのインセンティブとして祝い金を出すという方法でした。これによって、採用されたいユーザー、採用したい企業、採用が決まればビジネスになる当社という関係者全員の間にウィン・ウィンの関係を構築でき、これが強みとなって、以来、急成長できました。

- 村上太一 -

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