私が社長になる前まで、ローソンでは他と比べあまり特徴のない100円前後のおにぎりを販売していました。現場の人間は、他社よりおいしい商品は作れないと、最初から諦めていた。私は「厳」で臨みました。これまでの担当者をすべて外したうえで、新たに全社横断のプロジェクトを立ち上げました。「負け癖」のついた現場を、会社変革の主戦場に変えたのです。米、塩、海苔はすべて変更。具材も一新。2002年2月に売り出した第一弾「焼さけハラミ」では、フレークではなく大き強切り身の鮭を使いました。価格は160円。こうしてスタートした統一ブランド「おにぎり屋」は好評を博し、基幹商品になりました。
- 新浪剛史 -
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