それならば、わしが目付を買って出よう。お前は副吏と心得よ。副吏の心得をどのように思うか。家中の者たちから恐れられるようになろうとしては、かえって害が出てくるものだ。上よりまず礼儀を正し、家臣はその恩恵をかたじけなく感じて我が行いを恥じるようになりたいものだ。

- 島津義久 -

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