世界の名言・格言コレクション集「名コレ」

鉄道のような公共交通の再生で何より重要なのは、地元住民の支援です。地元の自治体などから貴志川線存続の相談を受けた時、まず現地を見てみることにしました。すると、6000人くらいの有志の住民が1000円ずつの会費を集め、貴志川線に乗って存続させようという運動をしていたんです。自治体主導の存続運動ではなく、自分たちでイベントを開いて人を集めたり、駅の清掃をしたりと、必死に活動をなさっていました。調べてみると、沿線の人口はわずかながら増加傾向でした。しかも、近くを走る幹線道路は渋滞が多い。公共交通のニーズはあると確信しました。

小嶋光信のその他の名言・格言(全27件)

私どもが「グリッドシステム」と呼んでいる、運転士を含めて従業員一人ひとりが何役もの仕事をこなす運営体・・・

お客様は必ずいます。逆風が強まっていても、人が全くいなくなるわけではありません。極端に言えば、お客様・・・

私は貴志川線を引き受ける前に自分で全部の駅の周りを歩いて住民の方に話を聞いてみました。そして、知って・・・

社員というものは基本的に、自分たちのミスがなぜ起きているのか、それが経営にどう影響し、最終的にお客様・・・

経営者として重要なのは、「交渉力」です。私はいつも「交渉では右手に忠恕。左手にそろばん」と言っていま・・・

小さな組織で社員同士の能力、人柄が分かるような関係の中で独立経営をすることは、協調と自立心を養えてい・・・

中国バスをはじめ、当社では毎年夏前に停留所間の運行時間を綿密に調べています。バスにGPS(全地球測位・・・

我々地方企業は、地元だけでは生きていけなくなると思います。既に進出している首都圏事業を拡大し、やがて・・・

両備グループの経営理念は「忠恕」。真心からの思いやりという意味です。お客様のために公共交通を存続させ・・・

両備運輸の再建を任されたとき、制服から作り、挨拶もきちんとさせるようにしました。そうすると、だらしの・・・

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