国内の企業で働く人の多くが、英語がなくても仕事ができる、必要性を感じられないと思っていることでしょう。こういった場で働いているかぎりは、英語はあくまでも小さな脇差しであって、大きな日本刀にはなり得ません。しかし、自分のビジネスに関わる専門分野で、誰にも負けない知識と技術を持ち合わせ、さらにその専門知識を伝えるだけの英語力を身につけていれば、鬼に金棒。すなわち、脇差しも立派な武器になるのです。こうした、他に競争相手がほとんどいない貴重な人材となることは、ビジネスにおける自己の存在価値を高め、即戦力として活躍するための最短距離ではないでしょうか。

- 古市幸雄 -

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