バブル崩壊以前に社会に出た方は、アグレッシブなコンプレックスを持っていらっしゃるように感じます。昔は裕福ではなかったから、良いものを食べたい、良いクルマに乗りたい、家が買えるような値段の時計が欲しい。それが原動力になって、めちゃくちゃに働いて、会社を大きくされた方が多い。しかし、私や同世代の経営者は違います。豊かな時代、それもデフレで物価がどんどん安くなっていく時代に育ったという原体験があります。そうなると、「もっとお金が欲しい」なんていう発想は出てきようがないのです。そういう環境にいると、サプライズに対する飢えが生まれます。
- 出雲充 -
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志は当に高遠に存すべし(志はどこまでも高く掲げねばならない)
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史記に「利は智をして昏(くら)からしむ」と書いている。人間は利益ばかり追求していると、頭が悪くなると...
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戦略を考えるうえでひとつのカギとなるのは、すべての人を常に満足させるのは非常に難しいということです。...