総合食品企業化は我々のメインブランド「オールド」が売れなくなったからなのです。サントリーは「オールドの会社」と言われ、83年には、約1200万ケース売れていたのが、80年代末には4分の1になり、縮小する一方でした。一本柱が細って会社が存続するかどうかわからないという危機感・恐怖心を味わった90年代初頭から、それこそ、できることは何でもやろうとしてきました。やらないと生き残れませんでした。
- 佐治信忠 -
人気の名言・格言
明日間違えたくなければ、今日真実を話せ
死は生の対極としてではなく、その一部として存在している。
すべては疑いうる。
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他人の利益を図らずして自ら栄えることができない。人は受けるより与えることの方がもっと幸せなのである。
お客様から「尊敬」されるようになれば、たとえ他の会社が安い価格を提示しても買って下さるだろう。商売の...
私はケチだから麦飯を食べているわけではない。いま天下は乱れに乱れ、領民も安らかな日は一日もない。そん...
困難だからやろうとしないのではない。
少なくとも、セオリー通りの安全な道ばかり歩いていては、生きがいなんか生まれませんよ。ときには冒険も必...
父(佐治敬三)が、静養していた祖父(鳥井信治郎)の枕元で「ビール事業に進出したい」と決意を打ち明けた・・・
