当社が戦後発売したウイスキーは「トリス」「オールド」「ローヤル」と、どれも非常に売れて、社内には安泰ムードが漂っていました。ビール進出という冒険に出たのには、社内に危機感を持たそうという狙いもあったと思います。赤字も大きかったが、とにかく、あの時ビールに挑戦したからこそ今のサントリーがあります。ウイスキーだけをやっていたら、今頃この会社はないかもしれません。その意味で、ビール進出は当社にとって大きな決断だったと思いますね。
- 佐治信忠 -
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人間とは取引をする動物なり。犬は骨を交換せず。
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