世界の名言・格言コレクション集「名コレ」

古語に「三年の蓄えなければ国にあらず」といっている。外敵が来たとき、兵隊だけあっても、武器や軍用金の準備がなければどうしようもない。国ばかりでなく、家でも同じことで、万事ゆとりがなければ必ずさしつかえができて、家が立ちゆかなくなる。国家天下ならなおさらのことだ。

二宮尊徳(二宮金次郎)のその他の名言・格言(全42件)

貧者は昨日のために今日働き、富者は明日のために今日働く。

世間一般の人の願望は、もとより遂げられるものではない。というのは、願っても叶わぬ事を願うからだ。

世の人はみんな金銭の少ないのを嫌って、ひたすら多いことを願うけれど、もしも金銭が銘々の願いどおりに多・・・

財貨は海のようなものだ。貧富、苦楽は、水を渡る術を知っているか、いないかにある。泳ぎの上手な者は水を・・・

財はよく人を富ますが、またよく人を貧しくするのは、なぜかといえば、天分の度合に小と大とがあるからだ。・・・

貧富は分度を守るか分度を失うかによって生ずる。分度を守って、みだりに分内(予算)の財を散らさなければ・・・

貧となり富となるのは偶然ではない。富もよってきたる原因があり、貧もそうである。人はみな、財貸は富者の・・・

すでに熟したものを差し置いて、まだ熟しないものを心配している。これは人情の常である。しかし、まだ熟し・・・

国や家が窮乏に陥るのはなぜかといえば、分内の財を散らしてしまうからである。これを散らさないようにさえ・・・

わざわいは過去の因縁によって来る場合もある。名僧が強盗にあったときの歌に「前の世の借りを返すか、いま・・・

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