ホモ・サピエンスは、集団をつくることで弱い個体を守ってきたのです。それが、次世代への貢献だったのです。長い間かけて進化してきたこのシステムが、どうして、現代日本では崩壊してしまったのでしょう?こんな種は、生物として狂っています。次世代を育む行動が妨害されれば、その集団はいずれ滅びる。私が書くまでもないことです。この冷たい狂気の裏側に、努力へのすがりつくような思い、努力に対する過剰な期待があるのです
- 中野信子 -
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