ネットの普及で、探している情報へ即座にコンタクトできるようになりました。それ自体は悪いことではありません。しかし、その分、無駄と思われる情報、いわばノイズとでもいうものに触れる機会が減っています。たとえば、新聞を読むときや本屋に行ったとき、探していた情報以外の個所が目に留まることがあります。普段から問題意識を持っていれば、新聞の活字や書店の書籍が、その問題意識に自らアピールしてきます。振り返ると、こうした情報こそ役に立つことが多いのです。一見無駄と思われるノイズに触れるためにも、新聞を読んだり書店に行くという行動は続けた方がいいと思います。
- 池上彰 -
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