トマ・ピケティ トマ・ピケティ

トマ・ピケティ(Thomas Piketty、1971年5月7日 – )は、フランスの経済学者。クリシー出身。経済学博士。

パリの高等師範学校の出身で、経済的不平等の専門家であり、特に歴史比較の観点からの研究を行っている。

2002年にフランス最優秀若手経済学者賞 (Prix du meilleur jeune économiste de France) を受賞。

パリ経済学校 (École d’économie de Paris, EEP) 設立の中心人物であり、現在はその教授である。

また、社会科学高等研究院 (EHESS)の研究代表者でもある。
政治的にはフランスの社会党に近い立場をとる。

『トマ・ピケティ』の名言・格言一覧(全32件)

トマ・ピケティ どの国も、機会の平等や能力主義を実現しているという神話を持っているが、現実は違う。

トマ・ピケティ 能力主義は大切だと誰もが口では言うが、実際はそうなっていない。

トマ・ピケティ 例えばアメリカの教育制度は今とても不平等だ。ハーバード大在籍学生の親の平均収入は、上位2%の平均収入・・・

トマ・ピケティ 優秀な学生が富裕層の子弟に独占されている米国の例を見れば、経済成長の鍵の一つは平等な教育アクセスにあ・・・

トマ・ピケティ (先進国は)世襲社会に回帰しつつあり、(このままなら)この傾向は今後も強まるだろう。だが格差拡大は政・・・

トマ・ピケティ (富裕層が実権を握る現代社会では、富裕層への増税が実現できるかは疑問が残るが)税は国ごとの政治判断で・・・

トマ・ピケティ 金持ちたちはこう言う。『これは貧しい人にもよいことだ。なぜなら成長につながるから』。だがエリートや指・・・

トマ・ピケティ あらゆる社会は不平等を正当化できる理由を必要としている。不平等の歴史は常に政治の歴史だ。単なる経済の・・・

トマ・ピケティ 格差は経済だけの問題ではなく政治の問題。

トマ・ピケティ 私は格差が何もかもいけないと言っているのではない。本当に全員の利益になっているのなら許されることもあ・・・

トマ・ピケティ 行きすぎた格差は、政治的発言力や影響力で大きな差を生んでしまう。最近米国の選挙で顕著なように、政治献・・・

トマ・ピケティ 公的資産民営化や金融規制緩和が進み、巨額の投資ができる者の富が急速に増している。

トマ・ピケティ トップが10億円もの年俸を貰うなんて、経済効用の面からも経済成長の面からも有益ではない。

トマ・ピケティ 中産階級などが富裕層に比べて厳しく税を取り立てられているのに、得るべきはずの見返りが不充分では、社会・・・

トマ・ピケティ 本当に全ての人の所得や資産が伸びていれば、格差はここまで問題視されない。

トマ・ピケティ 格差(の放置)は民主主義を脅かす。

トマ・ピケティ 行きすぎた格差に共同利益は無い。経済成長も阻害する。

トマ・ピケティ 少子高齢化の影響で高齢者に偏在する資産への課税を強化して、資産形成が見込めない若年層の救済に充てる必・・・

トマ・ピケティ 高額納税者の税率をもっともっと上げればいいのでは?お金があっても買いたいものが見つからない金持ちはど・・・

トマ・ピケティ 社会に流動性があればいいというが、最富裕層が毎年入れ替わったとしても、容認できないほどの不平等が起き・・・

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