黒田孝高 黒田孝高

黒田 孝高(くろだ よしたか)は、戦国時代から江戸時代前期にかけての武将・大名。戦国の三英傑に重用され筑前国福岡藩祖となる。キリシタン大名でもあった。諱(実名)は初め祐隆(すけたか)、孝隆(よしたか)、のち孝高といったが、一般には通称をとった黒田 官兵衛(くろだ かんべえ)、あるいは剃髪後の号をとった黒田 如水(くろだ じょすい)として広く知られる。豊臣秀吉の側近として仕え、調略や他大名との交渉などに活躍した。竹中重治(半兵衛)と双璧をなす秀吉の参謀と評され、後世「両兵衛」「二兵衛」と並び称された。

『黒田孝高』の名言・格言一覧(全26件)

黒田孝高 草履片々、木履片々(ぞうりかたがた、ぼくりかたがた)。

黒田孝高 人には気が合う気が合わないということがある。主人が家来を使う場合には、とくにありがちなことだ。気の合・・・

黒田孝高 すべて国を治めていくには、普通の人と同じ心がけでは駄目である。まず、政道に私なく、その上、わが身の行・・・

黒田孝高 常日頃好むところでも、よくこれを選び慎むことが大切である。主人の好むところは、家来や百姓町人も、自然・・・

黒田孝高 気の合う家来に対し、ともすれば悪いことを見のがすこともあるだろうから、よく注意して、そうした点を発見・・・

黒田孝高 お前たち家来の間にも、気が合うか気が合わないかによって、仕置をする上に過ちができることがあろう。気の・・・

黒田孝高 たとえ世の中が治まったとしても、大将たる者が武を忘れたならば、軍法がすたり、家中の侍たちも自然と心が・・・

黒田孝高 乱世に文を捨てる人は、軍の道理を悟らないから、制法が定まらず、国家の仕置に私心が多く、家人や国民を愛・・・

黒田孝高 武芸に凝って、ひとり働くことを好むのは、匹夫の勇といって、小心者の嗜みであり、大将の武道ではない。

黒田孝高 子供の教育係をさせる侍は、その人柄をよく選ばねばならない。教育係は幼児から子供にかしずき、日夜付き添・・・

黒田孝高 子供の教育係にする侍に対しては、まず主人がそれを心を込めてもてなし、位のつくようにしてやらねばならな・・・

黒田孝高 概して、大名の子供は生まれたときから、平素安楽に育ち、難儀をしたことがないから、下々の者の苦労を知ら・・・

黒田孝高 低い身分から次第に立身出世し、高い身分になった場合でさえ、無道であれば、その時々の勢いにまかせて、身・・・

黒田孝高 神の罰より主君の罰おそるべし。主君の罰より臣下の罰おそるべし。そのゆえは神の罰は祈りてもまぬるべし。・・・

黒田孝高 上司の弱点を指摘してはならない。

黒田孝高 これはそちのためにしているのだ。乱心ではない。わしが諸臣に嫌がられて、一日も早く長政の代になるとよい・・・

黒田孝高 世の中で主のために追腹を切る(後を追って切腹すること)ぐらいつまらぬことはない。腹を切って死んだとし・・・

黒田孝高 その職にふさわしくない者はすぐに処分したりするが、よく考えてみると、その役を十分に務めてくれるだろう・・・

黒田孝高 まず自分の行状を正しくし、理非賞罰をはっきりさせていれば、叱ったり脅したりしなくても、自然に威は備わ・・・

黒田孝高 大将たる者は、威(威厳)というものがなければ万人を押さえつけることはできない。こしらえごとでいかにも・・・

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